最近、かねてから尊敬申し上げていた方とお仕事をご一緒する事があり、
「圧倒的な成果を出す人は、普通の人と何が違うのか」について
基本から考えさせられる機会がありました。
周囲が驚くくらい圧倒的な成果をあげる人は、普通の人と能力に圧倒的な差があるのか、
というと、私はそうではないと思っています。
勿論、積み重ねられた経験や、勉強を重ねたスキルは、大きな武器のひとつではありますが、
スキルはみんな努力しているから、差を付けるのは難しいのかもしれません。
では、人はどこで差がついているのでしょうか。
何と言っても「基礎の完成度」、これに尽きると思うのです。
凡事徹底、です。
「誰よりも元気よく挨拶をする」
「誰よりも愚直にクイックレスポンスを続ける」
「相手の立場に立った行動を徹底し続ける」
「疲れを見せない」
「分かり易く聞き易い会話・行動」
「事前準備」・・・
などという、スキル以前の、いわばなんてことのない、「普通の」「当たり前の」ことを、
いかにクオリティー高く、非凡なまでに磨き上げているか、その違いが、
「手の届かないところにいる人」と「凡人」との違いです。
これまで、世の中に大きなインパクトを与える仕事をしている方々と、沢山ご一緒させて頂いて来ましたが、
皆さんそれぞれ様々な個性、スキルをお持ちでいるけれど、共通しているのは、この、凡事への拘りです。
今回ご一緒したその方は、コンサルタントとしての実績は勿論、メディア等でも活躍されている方なのですが、
その「基礎の完成度」の高さに、自分を省みて恥ずかしくなるくらいの思いでした。
‘’どんな場面でも’’ 大きく聞き易い声でお話をされる。
何日間も研修が続いた後の帰りですら、元気いっぱいに挨拶をされる。
’’一日中ずっと’’、まるで朝一番の時のように。
準備に手抜きは一切見られない。
疲れていても、とにかく一番に考えるのはお客様の目的達成、ということが ’’徹底された’’ 一挙手一投足。
どれをとっても、本当に、驚くくらい高いレベルで実行されているのです。
これは、「意識して磨かないと」到達できるレベルではないことが、見ていてすぐに分かりました。
この「拘り」こそが、
平凡な人と非凡な人を大きく引き離している要素なのだと感じました。
「基本」とは、このように、「平凡」と「非凡」を隔ててしまうくらい大切なこと。
でも、地味であたりまえなことだからこそ、日々の生活の中でおざなりにされ、
いつしか忘れられて、どうでもよいことになってしまいがちなことでもある。
でもそれは、
「みんながやっていないから重要なことではない」のではなく、
「ものすごく重要なのに、徹底してやりつづけている人が極めて少ない事柄」
なのだということ。
その地味であたりまえなことを、徹底的に磨きあげ続けている人が、
「非凡な人」になっているのだということを、改めて感じました。
リクルート在籍時代に、年間MVPとか●●賞とかを受賞されている方のスピーチには、
殆ど漏れなく「私はただ普通のことを、愚直にやり続けただけです」という言葉が出て来たことを、
思い出す出来事でもありました。
(リクルートの表彰というと、派手なイメージがあるので意外と思われる方もいるかもしれませんが、
実際はこういう普通の事が、語られているのです)
備忘も兼ねて、書いておきたいと思います。
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